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ワラタ2ッキが消されてしまったので、過去ログ乗せておきます。
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名無し@997
年齢:
-26
性別:
男性
誕生日:
2050/07/07
職業:
パトリオット
趣味:
宇宙遊泳 隕石鑑賞
自己紹介:
ワラタ2ッキはおもしろかったので、
アフェなしでやってくれないのかな?

りんくふり~です。
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644 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/09(木) 23:10:03
クリスマスの寒い夜、少女は街角でマッチの束の入った籠を持って、道行く人に売っていました。
「マッチを買ってください」
誰も振り向いてくれません。全く売れないマッチの籠を手に、少女は途方に暮れていました。
「これじゃ家に帰れない」
寒さに耐えられなくなった少女は、雪混じりの風を避けて家並みの影に入りました。少しでも暖まろうと、籠の中のマッチの束から一本のマッチを抜いて、火をつけようとしました。
ところが、周囲の建物の壁は雪で湿っていて、マッチを擦るための乾いてザラザラしたものがありません。しかも籠の中のマッチまでが湿っているのです。
「箱にでも入ってたらなぁ。それでその箱でマッチを擦れたら・・・、そうだ!」
少女は家に帰ると、小箱をたくさん作って、裏側にマッチを擦るために紙ヤスリを貼り、マッチを詰めました。
便利になった箱詰めマッチは、どんどん売れるようになりました。家が裕福になり、少女は幸せに暮らしました。

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